河童ですから

大切なことは全て河童から教えてもらった

古本の価値とはこんなもんでしょうか。というおじさん。そんなもんです。

ども、古物営業許可免許所持のてらかっぱです。

 

新聞の読者欄というのは幅広く購読者の意見を載せようというのではなく。いい意見でなく、新聞社の意見を代弁しているような投稿が採用されるのだと聞き、がっくりした覚えがあります。自分の回りのおじさんで、新聞に意見が載ったことがあると自慢している人がいましたが、たしかに新聞社の意見に似通った偏った投稿でした。

 

さて、今日の新聞にのっていた古本の安さ売って実感した。という、この記事。

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自分の買った蔵書が古書店に持っていったらケンモホロロだったという話。このおじさん古書店の方がブックオフなんかより丁寧な査定をしてくれる店だと思っていたようです。

 

だからかな「新刊本や新しい本もあったのに1000円!安!?ちゃんとみてくれた?」と思ったみたい。でもそれ古書じゃないから。自分でも新しい本だって言ってるじゃないか。小説の新刊本や文庫本だって。古書店の人もすぐわかったんだろうね。二束三文だと。それはクラシックカー専門店に中古の軽自動車持ち込んだようなもんだから。最初からブックオフみたいな中古書籍専門店にもっていけばよかったんだ。ブックオフは古書としての価値なんて関係なく、新しい本、きれいな本、人気のある本ほど高く買い取ってくれるからね。だから驚くほど安い値段で値打ちのある本が売られたりしてる。ネットオークションで転売を生業にしている人はそこの目をつけて利益を出している。

 

もし、このおじさんが本当に値打ちのある古書をもっていて、先に中古書籍買取のチェーン店に言っていたら、もっと安い値段で買い取られていたかもしれない。そして転売屋が狂喜乱舞していたことだろう。古書店の買取値段に満足せず、もう一軒査定にいったおじさん、ファインプレー。

 

古本にまつわる書籍。

古本マニア雑学ノート (幻冬舎文庫)

古本マニア雑学ノート (幻冬舎文庫)

 

古本マニア雑学ノート

トリビアの泉で有名になった雑学博士の唐沢俊一さん。古書店の本はどこで仕入れてくるか。古書にとりつかれてしまった人の話など、興味深い話がいろいろ。

 

本棚探偵の冒険 (双葉文庫)

本棚探偵の冒険 (双葉文庫)

 

本棚探偵の冒険 

漫画家の喜国雅彦さん。古書マニアとしても有名。市販の本棚では本がきれいに収まりきらないので、自分の家の本棚は、きっちり本が収まるように手作りだとか。ホームセンターで木の板から買ってくるんだって。

 

 

 

 

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